1991年秋にツインターボの3.0Vを買った(画像はネットより)。
ここではデザインがジウジアローとかスペックの話はしないで、あの時の
トヨタの力量を思い出したい。
新車が届いたのは10月末。
11月早々、仕事の打ち合わせで蓼科(長野県)の山奥へ行くことになった。
冬には少し早い。
朝、現地到着、打合せ開始。
15時を少し回ったところで打ち合わせは終了し外に出たら
なんと積雪が靴の半分くらいの深さ!。
地下で打ち合わせしていたので全く気付かなかった。
アリストはパワーがありインターまでの山道を含め約1時間半は不安。
「ダメで元々と諦め半分」で横浜のディーラーに電話した。
少し時間をくれと言う。
3時間半経った頃、まるでアパッチに襲われた幌馬車隊を
助けに来てくれた「騎兵隊」のシーンと同じ嬉しさに心がおどった。
長野市からあの当時滅多にない245のリア・タイアにジャスト・フィットする
チェーンを騎兵隊がラッパこそ吹かないで持って来てくれたのだ。
払ったのはチェーン代金のみとは、感動感謝!。
27年前の出来事であっても、トヨタのネットワークと底力を生涯忘れる事はない。
(何を隠そう、半世紀以上前に就活で落ちたのだ、、)
J・フォードの「騎兵隊」より
白人同士の戦いだと突撃ラッパは興奮しません。