motolovelyboy`s diaryから越してきました

邦画で名作と誉れ高い「砂の器」、恥ずかしい事に「日本語力」がかなり低いです。実に惜しいです。

 

砂の器」(1974)----男でも大泣き、いや大大大泣きしたければご覧あそばせ 。

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丹波哲郎(1922~2006)刑事が、靴の底を減らして「足」で捜査する、頭が下がる「本来の刑事」役を好演!。合同捜査会議では演技ではなくひょっとしたらホントに泣いていたかも?。

人情味のある巡査役は緒形拳(1937~2008)も良い。こう言った俳優が少なくなり寂しいね。

 

日本映画の名作中の名作と讃えられるが、惜しい、減点が多々見受けられる!。

日本語力(国語)に難点あり。日本映画なのに、、。

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一例は

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何と!!「今だに」。「まだ」明けないから「未明」。

正解は「未だに」、当たり前

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合同捜査会議では

本部長が「じゅんぷう-まんぱん【順風満帆】」を

じゅんぷうまんぽ」と言う有様。

 昔、「マンボ・バカーン」なんて曲があったよな!。


↓帆船(はんせん)

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↓帆掛け船(かけぶね)

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映画って監督と役者二人で作るのではなく、沢山のスタッフがいながら

誰も指摘しないのかな?。

山田洋次、現場に立ち合わなかったの(笑)?。ラッシュ、見ないの?。

 

この作品は「ベン・ハー」(1959)同様に「ハンセン氏病」がテーマ。

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音楽は壮大と哀しみ。

作曲はかの大小説家・芥川龍之介の三男の

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「あくたがわ やすし」と読む。

 

そう言えば山田洋次をこてんぱんに批判しているブログがどこかにあった。

 

文字のミス、セリフのミスを松竹の知り合いに話したら絶句した。

しばらくして「直しようがないな」と。

文化は永久。だからこそ慎重に。