その1・・・俗っぽいタイトルは「太陽の爪あと」
わがキャロル・リンレーの1966年の本作品(なんとイギリス作品)
未見だったが正直言って全く期待せずに見た。
原題の「閉ざされた部屋」で良いのに。
内容より遥かに驚いたのは
ここにも「プロがプロでない時代になった」を感じた。
名女優ギグ・ヤングとは!
ギグ・ヤングは男優です(笑)。
では名女優キャロル・リンレー?。いや、彼女はちっとも名女優ではないな。
では名男優ギグ・ヤング?。いや、名わき役なら解らなくはないな。
ギグ・ヤング(1913~1978)です。
ここでは書きにくいけど、世界の俳優の中でも彼ほどの人生の結末を迎えた人は稀有だ。
それにしても大げさな発売元のコメント!。「後世に残すべき文化財の普及」!。
やはり全く期待せずに見て正解だった。
唯一、ファンサービスかな(笑)、彼女が脱いでしまう。
待てよ、この涙は演技ではないのでは?、、、。
演技でなくホントに泣いた?チャールトン・へストンの「ウィル・ペニー」(1967)
を思い出した。
その2・・・かわゆいクチパクちゃん!
贔屓のキャロル・リンレーは
「ポセイドン・アドベンチャー」ではクチパクです。
ポセイドン・アドベンチャー(1972)
キャロル・リンレー(1942)、つまり彼女が30の時の作品です。
実は下の「Sing along THE MORNING AFTER with CAROL LYNLEY!」は
吹き替えですが彼女のイメージとは全く正反対で僕的には
ノー・サンキューもいいとこ!!。
かわゆいクチパクとゴツい歌い方、合いませんね。
参考に
「モーニング・アフター」はアカデミー歌曲賞受賞↓なんです。
↓劇中では
Renée Armandがキャロルに代わって歌ってます。
キャロル・リンレーのやさしさを十分イメージしています。
さすが映画を作る側は解っています。
↓を聴きながら上の4枚の写真をご覧になって下さい。
「"The Morning After" from The Poseidon Adventure - Renée Armand」
おまけ:
さすがMovie Legendsさん、別格です。